研究課題/領域番号 |
18KK0031
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
菅野 賢治 東京理科大学, 教養教育研究院神楽坂キャンパス教養部, 教授 (70262061)
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研究分担者 |
ZINBERG YAKOV 国士舘大学, 研究所, 研究員 (50348885)
佐藤 憲一 東京理科大学, 教養教育研究院野田キャンパス教養部, 教授 (80548355)
三添 篤郎 流通経済大学, 経済学部, 教授 (40734182)
西村 木綿 (西村木綿) 名古屋外国語大学, 世界共生学部, 講師 (30761035)
A Bugaeva 東京理科大学, 教養教育研究院神楽坂キャンパス教養部, 准教授 (40550075)
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研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ユダヤ難民 / リトアニア / 戦時期日本 / 上海 / オーストラリア / ユダヤ / 難民 / ポーランド / 日本 / 環太平洋地域 / 第二次世界大戦 / 東アジア / 杉原千畝 / 敦賀 / 神戸 |
研究成果の概要 |
研究計画に掲げた目的は概ね達成されたと自己評価できる。五年にわたる期間内に発表した成果として、研究代表者、研究分担者による個々の学術論文や研究発表 以外に、(1)中間報告書「ユダヤ難民たちのリストと実数の特定」、(2)海外の研究協力者アーノルド・ゼイブルによる『カフェ・シェヘラザード』の邦訳、(3)映像資料「海でなくてどこに」、(4)映像資料「喪失の記憶、物語の循環」、(5)映像資料「アーノルド・ゼイブル、湾の抱擁」、(6)菅野賢治『「命のヴィザ」言説の虚構』があり、とりわけ日本通過ヴィザを受給した人々の「その後」について、中間報告書に「ユダヤ難民のリスト」を収録できたことは有意義であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1940年夏、在リトアニア日本領事代理、杉原千畝(1900-86)がユダヤ難民たちに発給した日本通過ヴィザ(いわゆる「命のヴィザ」)をめぐる主題は、従来、杉原夫人・幸子による評伝、ならびに国内外の個々の著述に委ねられ、ヴィザを受給した本人たちの「その後」に関する学術的かつ国際的な研究は不在のままであった。本研究は、この欠落を補うべく、戦時期のリトアニア、日本、上海を経由したユダヤ難民たちの足跡を、一次資料の踏査をつうじて実証的に辿り、戦後、彼らがさまざまな言語で残した証言(活字ならびに映像)を可能な限り広く収集して、後世に伝えようとするものである。
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