研究課題/領域番号 |
18KK0135
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分27:化学工学およびその関連分野
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
中島 清隆 北海道大学, 触媒科学研究所, 准教授 (90451997)
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研究分担者 |
大友 亮一 北海道大学, 地球環境科学研究院, 准教授 (10776462)
谷口 博基 名古屋大学, 理学研究科, 准教授 (80422525)
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研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2020年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | バイオマス変換 / 再生可能な炭素資源 / 二酸化炭素削減 / バイオマスポリマー / 固体触媒 / バイオマス / 酸塩基 / 酸化還元 / 機能性酸化物 |
研究成果の概要 |
触媒科学・材料科学に基づく新しい固体触媒および触媒反応のデザインと,計算科学を駆使した固体触媒表面の反応ダイナミクスの解明に関する研究を組み合わせて,グルコースを原料として有用ポリエステルの原料となるジカルボン酸とそのメチルエステル体の合成法を構築する.アセタール化を取り入れた新しい反応により,実用化へ向けた最大のハードルとなる固体副生成物の生成を伴わない実用化を指向したプロセスを目指す.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界的な競争が激化する現在でも,フランジカルボン酸の大量合成を可能にする技術開発は開発されていなかった.我々の“アセタール保護を利用した酸化・酸化的エステル化反応”は環境負荷および生産性の観点から非常に優れた技術であり,実用プロセス設計の基盤となる.踏み込んだコスト削減やプロセスの簡略化など更なる研究は必要となるが,化石資源由来のテレフタル酸を基盤とした芳香族ポリマーを再生可能な炭素資源であるバイオマス由来品に代替する基盤技術の確立が加速すると考えている.
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