研究課題/領域番号 |
18KK0136
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分27:化学工学およびその関連分野
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
横井 俊之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (00401125)
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研究分担者 |
中坂 佑太 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (30629548)
茂木 堯彦 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (30794515)
津野地 直 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 助教 (40758166)
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研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2020年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2019年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ゼオライト |
研究成果の概要 |
小細孔ゼオライトに的を絞り合成手法の多角化を進め、構造解析を詳細に実施するとともに、触媒評価にも取り組んだ。横井G、津野地Gにおいて異なる原料からのゼオライト合成手法、ゼオライト転換法によるCHA型ゼオライト合成手法を確立した。Dr. Uteによる構造解析より合成方法はAl原子の位置や状態に影響を及ぼしていること、MTO触媒性能も変わってくることを見出した。茂木Gでは同位体を用いた反応機構解析手法、ならびに過渡応答評価により反応機構解析を進め、触媒活性点の位置が反応機構に及ぼす影響を解明した。中坂Gではゼオライト触媒プロセスにおける結晶内拡散挙動に基づく活性点位置の検討も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
資源の有効利用、低環境負荷型化学品合成プロセスといったグリーンケミストリーならびに脱炭素化への関心が増している今日、ゼオライト触媒はキーとなるマテリアルである。ゼオライトナノ空間内の触媒活性点の原子レベルでの位置制御により、触媒性能の大幅な向上が可能であることを見出した。本成果は高効率資源変換プロセスの構築につなげ、化学産業の脱炭素化に寄与することができる。
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