研究課題/領域番号 |
18KK0202
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
木村 暁 国立遺伝学研究所, 遺伝メカニズム研究系, 教授 (10365447)
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研究分担者 |
五島 剛太 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (20447840)
鳥澤 嵩征 国立遺伝学研究所, 遺伝メカニズム研究系, 助教 (60749406)
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研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2022年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 細胞核 / 細胞骨格 / 力 / 遠心偏光顕微鏡 / 方向非依存微分干渉顕微鏡 / 細胞内配置 / 線虫 / 遠心偏光顕微鏡(CPM) / 方向非依存微分干渉顕微鏡(OI-DIC) |
研究実績の概要 |
本研究課題の目的は、細胞核が細胞の中央に配置するメカニズムについて、米国Marine Biological Laboratory (MBL)・イメージンググループが保有する遠心偏光顕微鏡(CPM)や方向非依存微分干渉顕微鏡(OI-DIC)など、独自の先端イメージング手法を駆使して迫ることである。細胞核が細胞内で移動するメカニズムを明らかにするためには、細胞核の移動にかかる力を測定することが重要と考えた。本研究課題開始前の予備的な結果から、これらの手法を用いることにより、細胞核が細胞内で移動する際の力を測定できることを見出していた。2019年度までにMBLに滞在し、CPMおよびOI-DICを用いた測定を行った。その際にCPMについてはMBL側で不要となり、研究代表者の研究室に移送する許可を得た。それに伴いCPMについては2019および2020年度にかけて研究代表者の研究室に移送・設置を行い、これ以降は研究代表者の研究室でCPMの測定を継続している。一方、OI-DICを用いた計測については引き続きMBLに滞在して共同研究が必要であった。新型コロナウイルスの流行に伴い、2021年度はMBLを訪問できなかったが、2022年度にMBLを訪問しOI-DIC測定を行うことができた。現在、これまでの研究成果を英文国際誌に投稿する準備を続けている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルスの世界的流行に伴い2020および2021年度にMBLを訪問できなかったことは計画遂行に対して大きなマイナス要素となった。一方で、当初は計画していなかったCPMの日本への移設が可能となり、MBLに訪問できない時期にもCPMを使った研究は進展させることができた。OI-DICを使った測定は2022年度にMBLに訪問できたので遅れを挽回しつつあるが、全体的には当初の計画よりは「やや遅れている」と判断し、研究期間の延長手続きを行なった。
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今後の研究の推進方策 |
当初、取得が必要と考えていた実験データは概ね取得を完了したので、今後は学会発表などを行い論文発表に向けて関連分野の研究者と議論を深める。また、論文の投稿を行い、査読者からのコメントに対応した研究を行う。さらに、研究の過程で細胞の形状に関する新たな知見を得たので、その研究も発展させる。
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