研究課題/領域番号 |
18KK0227
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
伊勢 渉 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任准教授(常勤) (70323483)
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研究分担者 |
安達 悠 国立感染症研究所, 免疫部, 主任研究官 (40749016)
黒崎 知博 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任教授(常勤) (50178125)
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研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2020年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2019年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2018年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | プラズマ細胞 / 寿命 / 抗体 / イメージング / 長期生存 / 骨髄 / 生存 / niche / レポーターマウス |
研究成果の概要 |
プラズマ細胞を特異的にかつ誘導性に蛍光ラベルできる実験系を構築することで、長期生存プラズマ細胞の同定に成功した。この長期生存プラズマ細胞を分離し、遺伝子発現の解析、細胞表面マーカーの同定、さらにシンガポール免疫ネットワークとの国際共同研究により骨髄内ライブイメージング系を樹立し、これまで不明であった長期生存プラズマ細胞の特徴を明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新型コロナウイルス禍で社会的にも認知が進んだように、抗体分子は生体に侵入してくるウイルスなどの外来異物を排除するのに必要不可欠な分子である。抗体分子を産生するプラズマ細胞を以下に長期に渡って生存させるか、その生存機構を明らかにすることはワクチン開発を考えるうえで非常に重要な課題である。本研究で行った、長期生存プラズマ細胞の同定と動態解析は、インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスへの免疫応答の理解、ワクチン開発に大きな貢献をするものである。
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