研究課題/領域番号 |
18KK0240
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分52:内科学一般およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中村 光宏 京都大学, 医学研究科, 教授 (30584255)
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研究分担者 |
丹羽 恵 (宇藤恵) 京都大学, 医学研究科, 助教 (20826028)
椋本 宜学 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 病院講師 (50736618)
溝脇 尚志 京都大学, 医学研究科, 教授 (90314210)
小野 智博 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (90782657)
角谷 倫之 東北大学, 大学病院, 助教 (20604961)
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研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2022年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2021年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 医学物理学 / 放射線治療 / 品質管理 / 国際標準化 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,これまでの研究活動を通じて培ってきた国際ネットワークを軸に国際医学物理共同研究開発の基盤を構築し,情報資源・人的資源を共有することで高精度放射線治療における普遍性の高い先端技術の創出と普及を目指すことである.研究機関を通じて,ブリュッセル自由大学,エアランゲン大学,バンクーバーがんセンター,ピーターマッカラムがんセンター,クラッタブリッジがんセンター,MDアンダーソンがんセンターなどに加え,国内15施設以上の協力を得て,放射線治療装置Vero用のリファレンスビームデータモデルの作成,非剛体位置合わせ精度検証用ファントムの開発と検証,IMRT線量検証監査システム開発を実施した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際ネットワークの構築や情報・人的資源の共有によって,高精度放射線治療における普遍的な先端技術の創出と普及が可能となる.これにより,放射線治療の精度や効果を向上させるための新規技術開発が推進される.さらに,国内外の研究機関や施設との協力により,異なる視点や専門知識を結集することができ,より総合的な研究成果が得られることも期待される.本研究成果は放射線治療の分野において重要な進歩をもたらすことが期待される.高精度放射線治療技術の普及により,がん患者の治療効果や生存率が向上する可能性がある.また,国内外の施設との連携や知識共有により,地域や国を超えた医療の質の向上に寄与すること期待される.
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