研究課題/領域番号 |
18KK0287
|
研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分63:環境解析評価およびその関連分野
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
石塚 真由美 北海道大学, 獣医学研究院, 教授 (50332474)
|
研究分担者 |
池中 良徳 北海道大学, 獣医学研究院, 教授 (40543509)
中山 翔太 北海道大学, 獣医学研究院, 准教授 (90647629)
中田 北斗 北海道大学, 獣医学研究院, 博士研究員 (60815273)
|
研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2021年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2020年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | アフリカ / 環境汚染 / 農薬 / 重金属 / 環境毒性 / 毒性 / ザンビア / 南アフリカ / ガーナ |
研究成果の概要 |
近年、アフリカ諸国では急激な資源開発がすすめられている。そのため急激な環境の汚染が顕在化しており、一部の国では生態系や家畜・ヒトにおける健康被害が報告されるようになった。例えば、世界で起こっている鉛中毒の死者23万のほとんどがアフリカなど途上国で起こっており、WHOでは鉛について優先的に取り組むべきとの指針を示している。本研究では、ザンビアと南アフリカをモデルとして、重金属及び農薬の曝露状況の解析を行い、実際にフィールドレベルで起こっている人や動物への影響について明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アフリカにおける環境汚染はブラックボックスとなっているが、本研究ではヒトや動物が直接受けている環境汚染とその生体影響について明らかにした。実際に症状が顕在化する前にどのような変化が起こりえるのかを遺伝子レベルやメタボローム解析により報告した。重金属ではひとで起こっているゲノムの修飾の変化を明らかにし、また、農薬では胆汁酸に係る変化を新たに報告した。
|