研究課題/領域番号 |
18KK0294
|
研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分64:環境保全対策およびその関連分野
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
戸野倉 賢一 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00260034)
|
研究分担者 |
上田 佳代 北海道大学, 医学研究院, 教授 (60444717)
川崎 昌博 総合地球環境学研究所, 研究部, その他(移行) (70110723)
内藤 大輔 京都大学, 農学研究科, 助教 (30616016)
大出 亜矢子 北里大学, 獣医学部, 助教 (00814203)
|
研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2020年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2018年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
|
キーワード | 熱帯泥炭火災 / 大気汚染物質 / 健康インパクト / ヘイズ / インドネシア / 泥炭火災 / 健康影響 |
研究成果の概要 |
本研究では、インドネシアの泥炭地火災により発生する煙害(ヘイズ)中のPM2.5、CO等が大気環境や人の健康に及ぼす影響についての研究調査を実施し、インドネシア熱帯泥炭火災からの大気汚染物質曝露による健康インパクトおよび社会的インパクトを包括的に評価するための研究を行った。具体的には、泥炭火災に時におけるPM2.5濃度とCO濃度の測定を行い、その相関関係を明らかにした。また、マスメディアデータが泥炭火災を原因とする大気質の悪化による健康への影響を推定するためのツールとなる可能性があることを示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はインドネシアで問題となっている泥炭火災により引き起こされる大気環境汚染ならびにそれに付随する健康問題について、現地での大気観測を行いその実態を明らかにしたものである。また、マスメディアを用いることで泥炭火災を原因とした大気質の悪化による健康影響を推定することが可能であることを示した。泥炭火災をはじめとした野火火災は院でネシアだけでなく他の国でも数多く発生している。本研究での方法論は世界的な大規模森林火災に付随する問題解決に貢献していくものであると考えられる。
|