研究課題/領域番号 |
18KK0316
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
水野 貴之 国立情報学研究所, 情報社会相関研究系, 准教授 (50467057)
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研究期間 (年度) |
2019 – 2023
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
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キーワード | 計算社会科学 / 複雑ネットワーク解析 / 機械学習 / 民族貿易 / 複雑ネットワーク科学 / ビッグデータ / 国際政治経済学 / グローバリゼーション |
研究開始時の研究の概要 |
若手研究(A)で進めてきた「グローバル・サプライチェーンの健全化に関するデータ中心科学的研究」の成果を政治学の主流派とともに国際政治経済学に拡張することで,間接的関係が生む国際政治問題を解決し,データ科学と国際政治経済学との分野融合を創出する.
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研究成果の概要 |
機械学習を用いて氏名から国籍を推定し、企業間取引データを分析して国際貿易における民族的ネットワークの影響を明らかにした。特に、民族的背景が貿易パートナー選定や取引頻度に与える影響を実証し、民族的ネットワークが国際貿易の促進や障壁克服に寄与することを示した。今後の研究では、異文化圏でのネットワークの動態や経済的効果の詳細な解析が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際貿易における民族的ネットワークの重要性を示し、企業や政策立案者に新たな視点を提供します。特に、民族的ネットワークを活用することで、貿易促進や貿易障壁の克服が可能であることが示唆されます。今後の研究では、異なる文化圏や地域における民族的ネットワークの動態や、その経済的効果の詳細な分析が期待されます。また、民族的ネットワークの理解を深めることで、国際貿易におけるリスク管理や戦略的なパートナーシップ構築に寄与する可能性があります。
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