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F.J.ビーバー資料群の共有・保存・利活用にむけたデジタル・アーカイヴズ構築

研究課題

研究課題/領域番号 18KK0336
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))

配分区分基金
研究分野 アジア史・アフリカ史
研究機関名古屋大学 (2020-2021)
南山大学 (2018-2019)

研究代表者

吉田 早悠里  名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (20726773)

研究期間 (年度) 2019 – 2021
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
キーワードデジタル人文学 / アーカイヴズ / アフリカ史 / エチオピア / カファ地方 / F.J.ビーバー / オーストリア / デジタル・アーカイヴズ / 史料 / デジタル・データ
研究成果の概要

本研究は、エチオピア南西部カファ地方の民族学的研究の第一人者であるF.J.ビーバーの資料群を学術研究に利用するために、デジタル・アーカイヴズを構築することを目的とする。F.J.ビーバー資料群のうち、個人蔵の絵葉書資料、写真資料、およびヒーツィンク区博物館所蔵の民族学的資料のデジタル化を実施し、デジタル画像と資料詳細に関するメタデータを作成した。そして、オーストリア科学アカデミー・デジタル人文学文化遺産センターのARCHEを活用して、これらの資料群のデジタル・データをインターネット上で諸外国の研究者が学術研究に利用できるように取り組むとともに、データ共有・保存・利活用を活性化させる素地を整えた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

F.J.ビーバー資料群は、エチオピア研究、歴史学、文化人類学、国際関係学など、さまざまな学問分野にて基礎資料としての価値を有する資料群であり、人文科学全体の発展はもちろん、とりわけエチオピアの地方史/国家形成史、アフリカの角地域の歴史解明に大きく貢献するものである。本研究は、複数の場所に保管されているF.J.ビーバー資料群をデジタル・アーカイヴズ化し、インターネット上で国際的に共有し、諸外国の研究者が利用可能な状況を整える点で大きな学術的意義を有する。また、歴史的な文字史料が乏しいエチオピアに暮らす人々がインターネット上で自国の歴史や過去の文化を知る機会を創出する点でも社会的意義は大きい。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2021 2020 2019

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [国際共同研究] オーストリア科学アカデミー・デジタル人文学センター(オーストリア)2019

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] 20世紀初頭のエチオピア南西部カファ地方の歴史解明にむけて:オーストリアに所在するF.J.ビーバー資料群のデジタル・アーカイヴズ構築2020

    • 著者名/発表者名
      吉田早悠里
    • 雑誌名

      アフリカ研究

      巻: 97 ページ: 33-36

    • NAID

      130008045726

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] F.J.ビーバーの日記に見る20世紀初頭のエチオピア2021

    • 著者名/発表者名
      吉田早悠里
    • 学会等名
      日本ナイル・エチオピア学会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] ARCHEにおけるF.J.ビーバー絵葉書資料のデジタルデータ公開2020

    • 著者名/発表者名
      吉田早悠里、杉本豪、Daniel Schopper、Martina Trognitz、Seta Stuhec
    • 学会等名
      日本ナイル・エチオピア学会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2019-02-06   更新日: 2023-01-30  

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