研究課題/領域番号 |
18KK0372
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
菅原 智 関西学院大学, 商学部, 教授 (40331839)
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研究期間 (年度) |
2019 – 2023
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
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キーワード | 会計教育 / 経験学習 / アクティブ・ラーニング / デザイン思考 / 効果測定 / LEGO / 双方向オンライン学習 / レゴ / ビジネスゲーム / 判断力 / 意思決定 / プロジェクト型学習(PBL) / グローバルPBL / 学習アプローチ / ゲームベースドラーニング / 会計の印象 / ラーニング・アプローチ / ドローン / プログラミング / 文化的差異 / イタリア |
研究実績の概要 |
最終年度には4ー9月までPolitecnico di Milanoと University of Parmaにおいて、客員教授としての在外研究を実施してきた。Politecnico di Milanoでは、Prof. Dell’Eraのもとでデザイン思考の研究を進めてきた。デザイン思考を活用したビジネス教育について、授業に参加し、その分野の理論のみならず、実践的なテクニックやスキルについて学んだ。 またUniversity of Parmaでは、これまで実施してきたLEGOを活用した会計の授業の中で、アクティブ・ラーニングの実践と効果測定の研究を継続してきた。この分野における研究実績は、当初は数年早く在外研究を実施予定であったがコロナウィルス・パンデミックの時に、ほぼ多くの研究成果を成しとげ、海外ジャーナルに掲載したり、書籍を出版することができた。そこで、University of Parmaでは既存の研究テーマをベースに発展的なプロジェクト・ベースト・ラーニング(PBL)を活用するビジネス・会計教育の教材開発の研究を行なった。 研究期間全体に関する研究の成果としては、当初から計画していた、アクティブ・ラーニングによる会計教育の効果を、海外大学で測定し評価することができた。しかし、研究期間中にコロナウィルス・パンデミックが発生し、それにより新たなオンライン環境を使ったアクティブ・ラーニングや経験学習の会計教育の手法が出現し、その効果測定などを含めた研究内容へと軌道修正して、最終的な研究成果にも盛り込んだ。 2023年度に実施した在外研究中の研究活動の成果は、現在もPBLを使った新しいビジネス・会計教育の教材として開発し、それを使った教育効果の測定などを行っている。実際にデータを収集・分析し、論文としてまとめ、海外ジャーナルに投稿することを予定している。
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