研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
人類が制圧すべき感染症の1つであるヒトアフリカトリパノソーマ症のヒト慢性期疾患を模倣した動物モデルを確立することに成功した。アスコフラノンおよびその誘導体による治療実験では、臨床分離株を用いた慢性期においてもAFが有効だった。さらに、これまでグリセロール併用によるAFの増感が知られていたが、グリセロールが原虫エネルギー代謝を変化させることで感受性が高まったことが明らかとなった。
人類が制圧すべき感染症の1つであるヒトアフリカトリパノソーマ症のヒト慢性期疾患に対する新規医薬品候補を見出した。本研究は、流行地である海外でのみ実施可能な研究であり、新規医薬品候補の報告は、今後の感染症対策にとって重要な一歩となる。また、本研究の遂行には、日本とコンゴ民主共和国の両国の若手研究者が多く従事した。感染流行に即応できる研究者育成にも貢献することとなった。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (11件) (うち国際共著 7件、 査読あり 11件、 オープンアクセス 7件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)
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