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看取り家族が語るライフヒストリー再構成化への効果的支援方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18KT0084
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分特設分野
研究分野 オラリティと社会
研究機関聖隷クリストファー大学

研究代表者

山村 江美子  聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (90340116)

研究分担者 長澤 久美子  常葉大学, 健康科学部, 教授 (80516740)
福田 俊子  聖隷クリストファー大学, 社会福祉学部, 教授 (20257059)
蒔田 寛子  豊橋創造大学, 保健医療学部, 教授 (10550254)
仲村 秀子  聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (40319158)
松元 由香  聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助教 (40586088)
研究期間 (年度) 2018-07-18 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード家族の語り / 訪問看護師 / 傾聴 / 在宅 / 看取り / 家族の在宅看取り / 看護実践 / 共感 / 能動的姿勢 / 能動性 / 看取り家族 / 語り / ライフヒストリー / 支援方法開発
研究成果の概要

在宅において看取りを行う家族の語りに対して、訪問看護師が傾聴するという経験知に基づく看護実践に対する認識について質的記述的に分析を行った。研究協力者は、訪問看護を5年以上経験した訪問看護師11名である。分析の結果、訪問看護師が実践する傾聴に対する認識として、以下の3つが明らかとなった。①あえて知ろうという能動的な姿勢、②ターミナル期以前より会話を通して家族の思いを蓄積、③看護実践の前提となる根拠を探る、であった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

訪問看護師の傾聴に対する認識は、家族の語りを妨げることなく、静かに聴くという受動的な姿勢にとどまることなく、あえて知ろうという、積極的な姿勢が示されていた。看取り期以前より、積極的に家族の過去の語りを聴くことが、療養者・家族が望む最期を迎える支援につながるという認識であり、意識して情報として蓄積していることが明らかとなった。
訪問看護師には、過去からの連続性の中で、介護を行っている家族という対象を理解しようとしており、家族の語りを傾聴するという行為において、会話の中から過去から連続性の中で対象を理解することに努め、看護実践の前提となる根拠を探るという姿勢があった。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 訪問看護師が実践する看取り家族の語りに対する傾聴2022

    • 著者名/発表者名
      山村江美子、長澤久美子
    • 学会等名
      日本質的心理学会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

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公開日: 2018-07-20   更新日: 2024-01-30  

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