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形式検証によるスマートコントラクトとその実行基盤に対するトラスタビリティの実現

研究課題

研究課題/領域番号 18KT0098
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分特設分野
研究分野 情報社会におけるトラスト
研究機関大阪大学

研究代表者

土屋 達弘  大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (30283740)

研究期間 (年度) 2018-07-18 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
キーワードコンセンサス / 形式検証 / ブロックチェーン / モデル検査 / スマートコントラクト
研究成果の概要

本研究では,モデル検査を中心とした検証手法を,スマートコントラクト,および,その実行基盤であるブロックチェーンに適用することによって,これらの応用におけるトラスタビリティを実現することを目標とした.研究では,特にこれらの基礎となるコンセンサスアルゴリズムに注目し,不具合を検証する新しい手法を開発した.提案手法では,通常の逐次的なプログラムによって,メッセージ遅延や故障を含めたアルゴリズムの動作を模倣し,逐次プログラムに対するモデル検査手法を適用する.実際のアルゴリズムを対象に,安全性の違反を検出できることを示すことができた.

研究成果の学術的意義や社会的意義

スマートコントラクトやブロックチェーンを利用するアプリケーションは,それらが高い信頼性を提供できること前提としている.分散環境上での信頼性の実現の中核を担うのがコンセンサスであり,そのアルゴリズムには欠陥がないことが強く求められる.本研究で開発した手法では,分散アルゴリズムであるコンセンサスアルゴリズムを通常の逐次プログラムとして模倣するというアイデアにより,逐次プログラムに対する強力な形式手法を適用することを可能とした.

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2022 2021

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 逐次プログラムのテストによる分散フォールトトレラントアルゴリズムのバグ検出2021

    • 著者名/発表者名
      土屋達弘
    • 雑誌名

      信学技報

      巻: 120, SS2020-40 ページ: 73-77

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] コンセンサスアルゴリズムに対するラウンドモデルに基づいた簡易的なテスト・検証手法の提案2022

    • 著者名/発表者名
      土屋達弘
    • 学会等名
      電子情報通信学会[ディペンダブルコンピューティング研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] SATソルバを利用した分散アルゴリズムの検証・テスト2022

    • 著者名/発表者名
      土屋達弘
    • 学会等名
      2022年度 人工知能学会全国大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2018-07-20   更新日: 2023-01-30  

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