研究課題/領域番号 |
19015001
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
馬場 直志 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70143261)
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研究分担者 |
石垣 剛 旭川工業高等専門学校, 一般理数科, 准教授 (40312384)
三浦 則明 北見工業大学, 工学部, 教授 (30209720)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
2008年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2007年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | 太陽系外惑星 / 装置開発 / ナル干渉 / ステラコロナグラフ / 補償光学 |
研究概要 |
本研究の目的は、ステラコロナグラフに対物分光チャンネルを導入して、撮像と対物分光を同時に行い、恒星光と異なる対物スペクトルを検出することで、系外惑星の直接検出を可能とし、更には系外惑星のスペクトルをも再生可能とする装置の開発を行うことであった。 系外惑星の対物スペクトル分光には、我々が提案した偏光差分法に基づいた方法があるが、本研究課題では、系外惑星光の偏光状態に依らずに、系外惑星の検出および対物スペクトル再生を可能とする方法を開発した。 今年度は、同時撮像分光ナル干渉型ステラコロナグラフ光学系の改善と実験を行った。実験では、2台のキセンランプを恒星および惑星の白色光源として用い、惑星光で波長633nm付近に吸収線を持たせた。惑星と恒星との強度比を3.3×10^<-5>、角距離を5λ/D(λは中心波長、Dは望遠鏡の口径)とした。データ処理においては、クリーンアルゴリズムを応用する方法を開発した。撮像データから恒星光のみによる計算対物スペクトルをクリーンアルゴリズムを利用して合成し、これと観測対物スペクトルとの差分を行った。これにより、惑星光スペクトルの吸収帯部分を際立たせることに成功した。さらに、実験データから惑星光スペクトルを再生した。 連携研究者である北見工大の三浦グループは、ステラコロナグラフに向けたA0を京大飛騨天文台における太陽観測を通して検討をおこなった。可変形鏡を改良することで、A0の性能を上げることができることを観測的に示した。
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