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情報漏洩を防ぐ安心・安全プロセッサアーキテクチャの研究

研究課題

研究課題/領域番号 19024020
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関東京大学

研究代表者

五島 正裕  東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 准教授 (90283639)

研究分担者 坂井 修一  東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50291290)
研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
11,000千円 (直接経費: 11,000千円)
2008年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
2007年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
キーワードマイクロプロセッサ / 情報セキュリティ
研究概要

情報漏洩は情報化社会が本質的に抱える問題であり、技術的な解決が必要である。
マイクロプロセッサの制御方式を含めて情報漏洩を検討している研究は少ない。データがどのように扱われるべきかは、本来プログラムが任意に酌量することではなく、データそのものに付加されるべき属性である。その上でプログラムがデータをどのように扱うかを監視することができれば、プログラムの出所に関わらず、情報漏洩防止を実現することができる。このような情報フロー追跡は計算コストが膨大なことから、これまであまり検討がされてこなかった。我々はマイクロプロセッサの処理スループットを向上させる研究を数多く行ってきており、情報フロー追跡を利用して情報漏洩を防ぐことは少ない性能オーバヘッドで可能であると考えている。
本研究では柔軟かつ堅牢な情報漏洩防止アーキテクチャの実現を目指す。すべてのデータにはどのような使用を許可するかというライセンス条件が付加される。ライセンス条件は、プログラム中のデータ処理において、ソースからディスティネーションへと伝播し、情報漏洩を検出し、プログラムを停止させることができる。
本年度は、分岐によって生じる暗黙的情報フローによる情報漏洩をも防止できるプラットフォーム技術を提案した。この方式に則れば、たとえアプリケーションに脆弱性があったとしても、情報漏洩を完全に防止することができる。

報告書

(2件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] プロセッサ性能に対する主記憶バンド幅の影響の評価2008

    • 著者名/発表者名
      江口修平
    • 学会等名
      情報処理学会アーキテクチャ研究会
    • 発表場所
      福岡県筑紫野市
    • 年月日
      2008-10-20
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書 2007 実績報告書
  • [学会発表] 耐タンパ・プロセッサのAES暗号回路の評価2008

    • 著者名/発表者名
      江口修平
    • 学会等名
      STARCフォーラム/シンポジウム2008
    • 発表場所
      パシフイコ横浜
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書 2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2018-03-28  

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