研究課題/領域番号 |
19034002
|
研究種目 |
特定領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
|
研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
谷本 盛光 新潟大学, 自然科学系, 教授 (90108366)
|
研究分担者 |
中野 博章 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (60262424)
|
研究期間 (年度) |
2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | フレーバー対称性 / A4対称性 / D4対称性 / slepton mass matrix |
研究概要 |
研究プロジェクトの目標は、クォークとレプトンのフレーバー構造を明らかにし、その起源を解明することである。最近の精密なニュートリノ実験データは、ニュートリノのフレーバー混合がTri-bimaximal mixingに近いことを示した。このデータに基づき、ニュートリノ質量行列のフレーバー構造の精密分析をおこなった。また、理論を超対称性化し、超対称粒子のフレーバー構造を研究した。研究成果は以下のようにまとめられる。 1 A4対称性の破れの大きさから、ニュートリノのTri-bimaximal mixingからのずれを予想した。 2 D4 フレーバーの対称性に基づく、ニュートリノモデルを提唱した。そのモデルに基づき、超対称粒子であるsleptonの質量行列のフレーバー構造をあきらかにした。 3 質量が変化するニュートリノモデルとダークエネルギーの関係を詳細に検討し、超対称性を持つモデルの精密化を行った結果、偽の真空の存在が重要であることを明らかにした。
|