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ペルオキシソームにおける分子シャペロンの機能

研究課題

研究課題/領域番号 19039011
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関新潟大学

研究代表者

加藤 朗  新潟大学, 自然科学系, 准教授 (70303112)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2008年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2007年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードペルオキシソーム / シロイヌナズナ / タンパク質輸送 / プロセシング / 分子シャペロン / 環境ストレス
研究概要

高等植物のペルオキシソームには複数の分子シャペロン様タンパク質が局在するが, それらの生理的機能は不明である。申請者は材料としてシロイヌナズナとその突然変異体を用い, 分子生物学, 生化学, 分子遺伝学の手法によって3つのシャペロン様ペルオキシソームタンパク質(HSP15.7, Lon2, Deg15)の生理機能解析を行った。その結果, 次のような結果が得られた。(1) 低分子量熱ショックタンパック質ホモログであるHSP15.7を欠損した変異シロイヌナズナでは, 42℃の高温ストレスで光合成活性が低下したことから, HSP15.7は高温下における光呼吸活性の維持に関与ずると推定された。(2) 分子シャペロン活性を持つ多機能プロテアーゼであるLon2を欠損した変異シロイヌナズナでは, 種子発芽時に2, 4-DB耐性を示すことがわかった。これはLon2が発芽時におけるβ酸化系の機能発現に関与することを意味する。(3) 大腸菌DegプロテアーゼのホモログであるDeg15を欠損したシロイヌナズナでは, ペルオキシソームタンパク質の高分子量前駆体が蓄積した。また発芽初期において, 脂肪代謝系酵素群の発現が転写ならびに翻訳レベルで変動し, さらにβ酸化系活性が低下した。これら, Deg15がペルオキシソームタンパク質の成熟化を担うプロセシングプロテアーゼであること, 発芽初期における脂肪酸代謝系酵素群の遺伝子発現制御に関与することを示している。以上の結果から, 高等植物におけるペルオキシソームの機能発現, 機能維持には複数のシャペロン様タンパク質が関与することが明らかとなった。

報告書

(2件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008

すべて 学会発表 (6件)

  • [学会発表] シロイヌナズナにおけるペルオキシソーム局在型リンゴ酸脱水素酵素PMDH2の役割2009

    • 著者名/発表者名
      五十嵐健太, 佐藤世理, 林八寿子, 加藤朗
    • 学会等名
      第50回日本植物生理学会年会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2009-03-22
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] ペルオキシソーム局在性プロセシングプロテアーゼAtDeg15の機能解析2009

    • 著者名/発表者名
      谷川いつみ, 真野昌二, 西村幹夫, 加藤朗
    • 学会等名
      第50回日本植物生理学会年会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2009-03-22
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] ペルオキシソームの機能分化におけるリンゴ酸脱水素酵素PMHD1, PMDH2の役割2008

    • 著者名/発表者名
      五十嵐健太, 佐藤世理, 林八寿子, 加藤朗
    • 学会等名
      日本植物学会第72回大会
    • 発表場所
      高知大学
    • 年月日
      2008-09-26
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] ペルオキシソームの機能発現におけるDeg15プロテアーゼの役割2008

    • 著者名/発表者名
      谷川いづみ, 加藤朗
    • 学会等名
      日本植物学会第72回大会
    • 発表場所
      高知大学
    • 年月日
      2008-09-26
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] シロイヌナズナペルオキシソームに局在する新奇プロテアーゼAtDeg15の解析2008

    • 著者名/発表者名
      谷川いづみ, 加藤朗
    • 学会等名
      第49回日本植物生理学会年会
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター
    • 年月日
      2008-03-22
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] ペルオキシソーム型リンゴ酸脱水秦酵素の機能解析2008

    • 著者名/発表者名
      五十嵐健太, 佐藤世理, 藤原恵美, 林八寿子, 加藤朗
    • 学会等名
      第49回日本植物生理学会年会
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター
    • 年月日
      2008-03-22
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2025-11-18  

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