研究課題/領域番号 |
19042003
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
上村 想太郎 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助教 (00447442)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2007年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | タンパク質翻訳 / ZMW法 / リボソーム / 蛍光イメージング / 1分子計測 / GFP |
研究概要 |
タンパク質合成の活性を評価するためにはまず、合成されたタンパク質を1分子レベルで可視化する必要がある。その計測系については前年度の報告書で述べたが、その成果が論文として発表された(Uemura, S., Nucleic Acids Research2008)。 一方、我々は新しい計測技術(ZMW法)を用いて従来では計測不可能であった高濃度蛍光色素存在下において、ZMW基板に固定したリボソーム分子への蛍光tRNAの結合をはじめて直接観察することに成功した。ZMW基板はアルミニウムを蒸着させた石英基板に100nm程度の穴を電子線で開けることにより、穴の内部で近接場を発生させイメージングを行う方法である。これにより1μM蛍光tRNA存在下においてリボソーム分子への3段階の階段状の蛍光強度変化が観測された。これは3つのtRNA分子が同時にリボソーム結合部位に結合できることを示唆しており、従来モデルにはない新しいモデルを提唱することができた。
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