研究課題/領域番号 |
19044028
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 明治薬科大学 (2008) 徳島大学 (2007) |
研究代表者 |
長浜 正巳 明治薬科大学, 薬学部, 教授 (60281169)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
2008年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2007年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | AAAタンパク質 / 小胞体関連分解 / 分子シャペロン |
研究概要 |
細胞には、小胞体に蓄積した異常タンパク質を細胞質へと放出し、ユビキチン-プロテアソーム系により分解処理する小胞体関連分解(ERAD)と呼ばれる機構が備わっている。この過程では、AAAファミリーに属するシャペロン様ATPaseであるVCPが重要な役割を果たす。VCPは、様々なアダプター分子と結合して多様な細胞機能に関与するが、申請者らはVCP結合タンパク質として新たにUBXD1を同定し、両タンパク質の結合様式を解析してきた。本研究では、UBXD1がVCPとの相互作用を通じて、細胞機能の調節にどのような役割を果たすのかを調べるために、ERADの代表的モデル基質である変異型CFTR(CFTRΔF508)を発現する培養細胞系を確立し、UBXD1のERADにおける機能を検討した。その結果、UBXD1の過剰発現とノックダウンは、ともにERADによるCFTRΔF508の分解に対して抑制的効果を示すことが明らかとなった。これらの結果から、UBXD1はVCPとの結合を通して、ERADの効率を制御する因子である可能性が示された。
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