研究課題/領域番号 |
19106009
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大村 達夫 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30111248)
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研究分担者 |
片山 浩之 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (00302779)
佐野 大輔 北海道大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (80550368)
渡部 徹 山形大学, 農学部, 准教授 (10302192)
真砂 佳史 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教 (50507895)
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連携研究者 |
植木 洋 宮城県保健環境センター, 微生物部, 副主任研究員 (60501062)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
111,280千円 (直接経費: 85,600千円、間接経費: 25,680千円)
2011年度: 16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2010年度: 16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2009年度: 16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2008年度: 16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2007年度: 43,940千円 (直接経費: 33,800千円、間接経費: 10,140千円)
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キーワード | 感染症 / ウイルス / タンパク質 / 酵素 / 検出技術 / 感染性 / 病原ウイルス / ウイルス吸着タンパク質 / アフィニティクロマトグラフィー / VBP固定化 / ブロッキング / EVE法 / 牡蠣 / リパーゼ / 水循環 / 環境材料 |
研究概要 |
本プロジェクトでは, 活性汚泥細菌が産生するウイルス吸着タンパク質(virus-binding protein : VBP)や, 加水分解酵素を用いた固形環境試料からのウイルス回収技術(enzymatic virus elution法 : EVE法)を活用し, 全く新しい病原ウイルス濃縮・検出・同定技術を開発することを目指した.その結果, 幅広い種の腸管系ウイルスを捕捉可能なVBPである腸管系ウイルス吸着タンパク質(Enteric virus-binding protein : EVBP)の分離及びクローニングに成功した他, 河川底泥・海底泥及び下水等の腸管系ウイルスの環境中動態に関わるサンプルからの効率的なウイルス回収・検出方法を確立し, さらにエチジウムモノアザイドを用いた感染性ウイルス検出技術を確立することで, 当初目的を達成することができたと言える.
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