研究課題/領域番号 |
19200018
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感性情報学・ソフトコンピューティング
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
工藤 卓 関西学院大学, 理工学部, 准教授 (10344110)
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研究分担者 |
林 勲 関西大学, 総合情報学部, 教授 (70258078)
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連携研究者 |
細川 千絵 (独)産業技術総合研究所, 健康工学研究部門, 研究員 (60435766)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
38,090千円 (直接経費: 29,300千円、間接経費: 8,790千円)
2010年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2009年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2008年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2007年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
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キーワード | 複雑系 / T-ノルム / 神経知能工学 / BMI / 神経情報コード / 生物・生体工学 / 脳・神経 / 生体生命情報学 / 知能ロボティクス / バイオ関連機器 / 神経工学 |
研究概要 |
本研究により、神経回路網活動パターンの動的変化を捉える手法を動的クラスタリングとファジィ演算子を応用して開発し、経回路網のもつ回路性の履歴性を発見した。また、ファジィ演算子を応用した神経結合パターン論理性の推定を行う新規手法を確立し、そのプログラムを開発してその有効性を確認した。これは神経細胞間の機能的結合パターンの規則性や論理性をT-ノルム,T-コノルム演算子を用いて抽出し、その時間変化を特長量として神経結合パターン論理性を見積もる手法である。神経ネットワークの刺激依存状態変異の持続時間に関する知見を応用して逐次実行のクラスタリング解析手法を開発し、ダイナミクス・デコーディングを行うプログラムの開発を行った。さらに、分散培養系に外界と相互作用する媒体としてLEGO Mindstorm NXTを用いて構成した小型移動ロボットを接続し、センサからの入力を培養系にフィードバックするシステムを開発した。このニューロ・ロボットシステムは神経デコーディングの実証実験用のプラットホームとして有用である。
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