研究課題/領域番号 |
19200028
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
坂野 仁 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (90262154)
|
研究分担者 |
名川 文清 東京大学, 大学院・理学系研究科, 講師 (10241233)
西住 裕文 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (30292832)
|
研究期間 (年度) |
2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
26,260千円 (直接経費: 20,200千円、間接経費: 6,060千円)
2007年度: 26,260千円 (直接経費: 20,200千円、間接経費: 6,060千円)
|
キーワード | 嗅神経細胞 / 嗅覚受容体 / 軸索投射 / 神経活動 / 軸索誘導分子 / 軸索選別 / トランスジェニックマウス / cAMP |
研究概要 |
本研究課題ではcAMPのシグナル強度によって転写量が変わる軸索投射因子のスクリーニングを行った。我々は嗅覚受容体(odorant receptor: OR)のG蛋白質共役部位であるDRYモチーフをRDY配列に変えた変異型ORを作成した。この様なORを発現する嗅細胞では殆どOR分子からのシグナルが入らない為に軸索投射が行えず、野生型ORを発現する嗅細胞と比較して、遺伝子の転写プロフィールに差の出る事が期待された。これら2種類の嗅細胞からmRNAを調製し、遺伝子の発現パターンをsingle-cell RT-PCRによって比較することにより、軸索投射に関与する遺伝子の探索を行った。その結果Neuropilin-1など、CNGチャンネル非依存的に発現し嗅球上のAP軸に沿った投射を制御するガイダンス分子と、Kirrelやephrir-AなどCNG依存的で軸索選別に関与すると思われる分子を同定した。現在これら分子について、トランスジェニックマウスを用いたgain of functionのモザイク解析を行っている。
|