研究課題/領域番号 |
19201037
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 気象庁気象研究所 |
研究代表者 |
中澤 哲夫 気象庁気象研究所, 台風研究部, 室長 (20343890)
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研究分担者 |
別所 康太郎 気象庁気象研究所, 台風研究部, 主任研究官 (00354481)
坪木 和久 名古屋大学, 地球水循環研究センター, 教授 (90222140)
斉藤 和雄 気象庁気象研究所, 予報研究部, 室長 (70391224)
榎本 剛 海洋研究開発機構, 地球シミュレータセンター (10358765)
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連携研究者 |
原 昌弘 気象庁気象研究所, 予報研究部, 主任研究官 (30354450)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
47,580千円 (直接経費: 36,600千円、間接経費: 10,980千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2008年度: 35,750千円 (直接経費: 27,500千円、間接経費: 8,250千円)
2007年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | 台風 / 最適観測法 / 航空機観測 / 予測可能性 / アンサンブル予報 / THORPEX / 台風の進路予報 / インパクト実験 |
研究概要 |
2008年に行った航空機からの台風直接観測による進路予報へのインパクトについて調査を行った結果、ターゲット観測の予報改善効果が確認できたものの、台風第13号と第15号の二つの台風での限られた観測のため、有効性を十分に確認することまでは至っていない。高い感度領域でのデータ同化が、必ずしも予報精度の改善へ寄与していない事例のあることもわかった。台風周辺での観測のインパクトについては、数値予報の成績がよい気象庁やヨーロッパ中期予報モデルなどでは改善率が小さく、逆に米国のモデルなど通常の予報成績があまりよくない場合に改善率が大きいこともわかった。また、台風中心付近のデータをどのように同化システムに取込むかどうかによって予報精度が大きく影響されることが明らかになった。
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