研究課題/領域番号 |
19203010
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 西南女学院大学 |
研究代表者 |
菅 英輝 西南女学院大学, 人文学部, 教授 (60047727)
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研究分担者 |
秋田 茂 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (10175789)
石田 正治 九州大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50168233)
伊藤 裕子 亜細亜大学, 国際関係学部, 准教授 (20316904)
鄭 敬娥 大分大学, 教育福祉科学部, 准教授 (30363542)
滝田 賢治 中央大学, 法学部, 教授 (50129962)
土佐 弘之 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (70180148)
中野 聡 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (00227852)
初瀬 龍平 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (40047709)
藤本 博 南山大学, 外国語学部, 教授 (70165421)
李 弘杓 九州大学, 大学院・法学研究院, 教授
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連携研究者 |
土佐 弘之 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (70180148)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
43,680千円 (直接経費: 33,600千円、間接経費: 10,080千円)
2009年度: 13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2008年度: 14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2007年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
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キーワード | 歴史摩擦の比較 / パワー / 国際政治の構造変動 / 東アジア秩序 / 歴史和解 / 東アジア地域協力 / 市民社会 / ナショナリズム |
研究概要 |
東アジアにおける歴史和解の促進にとって有益な知見を得ることを目指した。第一に、長期的には、市民社会レベルの交流が拡大するなかで東アジアに形成されつつある公共空間にその可能性を見出すことができるのではないかということである。その公共空間を構成する規範的要素とは何かを問い、新たな知見を提供することができた。第二に、過去の出来事についての歴史認識のギャップを埋める努力は必要だが、加害-被害の視点を踏まえながらも、当事者同士が恩恵をえられるような秩序を未来志向で創造していくことが不可欠だとの知見を得た。第三に、政府レベルの歴史対話にくわえて、市民社会内の歴史対話、トランスナショナルな市民社会相互の歴史対話が必要で、それぞれのアクターが歴史漁解という共通の目標に向って努力することが不可欠だとの結論に達した。
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