研究課題/領域番号 |
19204035
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 (2010) 東北大学 (2007-2009) |
研究代表者 |
前川 禎通 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, センター長 (60005973)
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研究分担者 |
森 道康 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 副主任研究員 (30396519)
家田 淳一 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 任期付研究員 (20463797)
安立 裕人 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 任期付研究員 (10397903)
大江 純一郎 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 博士研究員 (40510251)
久保 勝規 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 研究員 (50391272)
大西 弘明 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 研究員 (10354903)
小椎八重 航 理化学研究所, 基幹研究所, 研究員 (20273253)
高橋 三郎 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (60171485)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
38,350千円 (直接経費: 29,500千円、間接経費: 8,850千円)
2010年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2009年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2008年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2007年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
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キーワード | 磁性半導体 / 強磁性 / 第一原理計算 / 量子モンテカルロ法 / 強相関電子系 / 遷移金属酸化物 / 高温超伝導 / 熱起電力 / スピン流 / スピンホール効果 / 量子モンテカルロ計算 / 超伝導 / ジョセフソン接合 / 強相関係 / 新機能材料 / 超伝導体 / 強磁性体 / スピン波 / ジョセフソン効果 / Fiske共鳴 / 不純物準位 / MgO / 数値シミュレーション / タンパク質 |
研究概要 |
強相関電子系では、様々な電子の秩序相(強磁性相、超伝導相など)が競合する。本研究の目的は、多体電子系の数値計算法を用いて、強相関電子系における競合する電子相に特有な量子現象を解明することである。強磁性半導体は、半導体中の電子と磁性イオンが相互作用してユニークな物性を示す。その磁性と伝導の研究には半導体の電子状態と強磁性を引き出す電子相関を同時に考慮する必要がある。そこで、本研究では、半導体の電子状態を求める第一原理計算プログラムと磁性イオンの電子相関を取り扱う量子モンテカルロ計算プログラムを結合させる数値シミュレーションプログラムを完成させ、(Ga, Mn) Asの強磁性発現機構を解明した。また、この手法を、遷移金属不純物を含むZnOにも応用し、p-型半導体では強磁性が出現するが、n-型では出現しないことが明らかになった。また、動的平均場近似法を用いて、強相関電子系の熱電係数の特異な温度依存性についても示した。
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