研究課題/領域番号 |
19204040
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田村 剛三郎 京都大学, 工学研究科, 名誉教授 (30155262)
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研究分担者 |
松田 和博 京都大学, 理学研究科, 准教授 (50362447)
乾 雅祝 広島大学, 准教授 (40213136)
星野 公三 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (30134951)
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連携研究者 |
乾 雅祝 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (40213136)
星野 公三 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (30134951)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
40,170千円 (直接経費: 30,900千円、間接経費: 9,270千円)
2009年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2008年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2007年度: 26,910千円 (直接経費: 20,700千円、間接経費: 6,210千円)
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キーワード | 超臨界金属流体 / アルカリ金属 / 低密度電子ガス / コンプトン散乱 / 放射光 / 電子ガス / 金属流体 |
研究概要 |
ウイグナー以来発展してきた多体電子論の予測では、電子ガスが低密度になると、ある密度で誘電率が負になり、その中に置かれた同種電荷++あるいは--が引き合うという奇妙な状況が現れるとされる。しかしその実在性については長く疑問視されてきた。我々は、この問題を解明するため、超臨界流体ルビジウムを用いて電子ガスの低密度化を実現し、電子の振る舞いの直接観測が可能なコンプトン散乱測定を行った。その結果、まさに電子ガス不安定性の生じる理論予測密度で、自由電子モデルからの逸脱が明瞭に観測された。
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