研究課題/領域番号 |
19205013
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
村上 正浩 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20174279)
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研究分担者 |
松田 学則 東京理科大学, 理学部, 講師 (80359778)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
50,180千円 (直接経費: 38,600千円、間接経費: 11,580千円)
2009年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2008年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2007年度: 24,700千円 (直接経費: 19,000千円、間接経費: 5,700千円)
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キーワード | 炭素-炭素結合切断 / 炭素-炭素結合形成 / 遷移金属触媒 / 白金 / 多環芳香族炭化水素 / アズレン / 不活性結合活性化 / 環化異性化反応 / ロジウム / シクロブタノール / インダノール / 骨格転位 / シクロブタノン / ニッケル |
研究概要 |
化学的に不活性とされていた炭素-炭素結合を遷移金属を触媒として用いることにより切断することに成功し、新しい炭素骨格構築法を開発した。特にエナンチオ選択的に炭素-炭素結合を切断して不斉四級炭素を構築する手法へと展開した。具体的には、ベンジル位に四級炭素をもつ6員環状のベンゾラクトンをフェノール置換シクロブタノンから高いエナンチオ選択性で不斉合成した。さらに3位にアリール基をもつシクロブタノールから両ベンジル位に不斉4級炭素をもつインダン骨格を立体選択的に構築する反応を開発した。また、有機材料として興味の持たれるアズレンの新合成法を見い出した。
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