研究課題/領域番号 |
19205016
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
寺西 利治 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 教授 (50262598)
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研究分担者 |
金原 正幸 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 助教 (40375415)
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連携研究者 |
金原 正幸 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 助教 (40375415)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
45,500千円 (直接経費: 35,000千円、間接経費: 10,500千円)
2009年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2008年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2007年度: 28,470千円 (直接経費: 21,900千円、間接経費: 6,570千円)
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キーワード | ナノ材料 / 少数電子素子 / トンネル現象 / ナノ粒子 / 自己組織化 / π共役系 / 電子輸送特性 / 電子輪送特性 |
研究概要 |
微細Auナノ粒子を室温稼働単電子デバイスの単電子島として用いるためには、有機配位子層トンネル抵抗が低い必要がある。我々は、MΩレベルの抵抗を有するヘキサンチオール程度の低分子量アルカンチオールを用いても、室温でAuナノ粒子の粒径を制御する方法を開発した。さらなるトンネル抵抗の低減に向け、大環状π共役分子(ポルフィリンおよびフタロシアニン誘導体)を面配位させたAuナノ粒子の合成・物性評価を行ったところ、大環状π共役分子のπ軌道とAu軌道間相互作用が発現し、特異な光学特性を示すとともに、トンネル抵抗が劇的に減少することを見出した。また、サイズ揺らぎによる物性変化のないAu_<25>クラスターの大量合成、構造解析に成功した。一方、粒径2nm程度のAuナノ粒子が、電極間単電子輸送や室温クーロンブロッケードを発現することを見出した。
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