研究課題/領域番号 |
19206072
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
蔡 安邦 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (90225681)
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研究分担者 |
亀岡 聡 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (60312823)
石井 靖 中央大学, 理工学部, 教授 (60143541)
藤田 伸尚 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (70431468)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
39,910千円 (直接経費: 30,700千円、間接経費: 9,210千円)
2010年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2009年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2008年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2007年度: 18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
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キーワード | 金属物性 / 触媒 / 化学プロセス / 構造機能材料 / 燃料電池 / ナノ材料 / パラジウム代替 / 価電子帯構造 / Ni-Co / 単結晶 / 規則構造 / 酸化物 / 触媒・化学プロセス / 触媒機能 / 浸漬合金法 / Ni-Cu / 貴金属代替 / 金属物 |
研究概要 |
本研究では価電子帯構造制御という概念で金属間化合物を新たな触媒材料とし、触媒機能、電子構造および表面状態との相関を結び付け、触媒設計の基礎を構築する。以下に成果の概要をまとめる。PdZnにおいて表面エネルギーの計算で表面に現れやすい面は(100)と(111)面であり、これらの表面組成はバルク組成と同じある故にバルクと同様な表面価電子帯構造を示すことを明らかにした。CO吸着特性と水素吸着特性の結果からも、PdZnはCuと類似した表面性質を有することが分かった。「浸漬合金法」を開発し、通常の合金溶解・粉砕法では1m^2/gにも満たさないPdZnの表面積を20m^2/g以上に向上させた。NiCuとPdとの間に似通った価電子帯構造と類似した触媒特性を示すことが確認された。
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