研究課題/領域番号 |
19206097
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リサイクル工学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中村 崇 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (20112360)
|
研究分担者 |
柴田 悦郎 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (70312650)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
48,230千円 (直接経費: 37,100千円、間接経費: 11,130千円)
2009年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2008年度: 21,580千円 (直接経費: 16,600千円、間接経費: 4,980千円)
2007年度: 21,450千円 (直接経費: 16,500千円、間接経費: 4,950千円)
|
キーワード | 廃棄物再資源化 / オキシハロゲン / 物理化学 / 熱力学 |
研究概要 |
カルシウム系複合ハロゲン化酸化物の生成を行い、安定生成条件を調査した。その結果、200℃、Ar-5%O2-0.1%HCl-10%H_2Oの流通ガス(100ml/min)の条件化では、Ca(OH)_2(水酸化カルシウム)からはCaClOHが生成し、CaCl_2までの反応の進行は見られなかった。従来の熱力学データで推算したオキシハロゲン化合物の安定条件と実験の結果を比較検討することにより、Ca(OH)_2はCaClOHと平衡してCaCl_2とは直接平衡しないことが示唆された。 また、代表的な臭素系難燃剤であるTBBPAの熱分解により生成するHBrガスによる重金属酸化物(ZnO, Fe_2O_3, PbO, Cu_2O, Sb_2O_3)の臭素化反応実験を行った。この臭素化反応実験により、TBBPAの熱分解に伴う重金属臭素化物の生成条件ならびに臭素系のオキシハロゲン化合物の生成の可能性を調査した。
|