研究課題/領域番号 |
19209030
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
松崎 益徳 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60116754)
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研究分担者 |
池田 安宏 山口大学, 医学部, 講師 (00260349)
矢野 雅文 山口大学, 医学部・附属病院, 講師 (90294628)
青木 浩樹 山口大学, 医学部, 准教授 (60322244)
山本 健 山口大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (50363122)
泉 友則 山口大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (00261694)
前川 剛志 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60034972)
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研究協力者 |
青山 英和 山口大学, 大学院・医学系研究科, 大学院生
宮崎 要介 山口大学, 大学院・医学系研究科, 大学院生
藤本 静香 山口大学, 大学院・医学系研究科, 技術補佐員
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
50,700千円 (直接経費: 39,000千円、間接経費: 11,700千円)
2008年度: 13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
2007年度: 37,440千円 (直接経費: 28,800千円、間接経費: 8,640千円)
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キーワード | sarcoplasmic reticulum(SR) / shotgun proteomics / junctional SR / longitudinal SR / calcium / protein phosphatase / ryanodine receptor / protein phosphatase 1β |
研究概要 |
重症心不全の心筋細胞でみられるCa^<2+>循環制御蛋白のリン酸化異常を惹起する分子機構を解明し、治療応用するための基盤的研究である。心筋から精製した筋小胞体(SR)再分画を使って、各ドメイン蛋白群(Ca^<2+>放出SR : Junctional SR、Ca^<2+>取り込みSR : Longitudinal SR)をそれぞれ同定し、リン酸化制御に関する主要蛋白の蛋白相互作用・機能解析を行った。また、その中でも最も重要な蛋白でCa^<2+>放出チャネルあるリアノジン受容体(RyR)について、機能安定化作用を有するアミノ酸配列を同定した。さらに筋小胞体表面の脱リン酸化調節をおこなう蛋白ホスファターゼ1の最も重要なアイソフォームを同定した。これら発見は心不全に対する分子標的療法を確立していくうえで重要な知見になると考えられた。
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