研究課題/領域番号 |
19255011
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
林学・森林工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
太田 誠一 京都大学, 大学院・農学研究科, 教授 (10346033)
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研究分担者 |
武田 博清 同志社大学, 理工学部, 教授 (60109048)
石塚 成宏 独立行政法人森林総合研究所, 立地環境領域, 主任研究員 (30353577)
大園 亮司 京都大学, 大学院・生態学研究センター, 准教授 (90335307)
金子 隆之 京都大学, 大学院・農学研究科, 助教 (20233877)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
27,170千円 (直接経費: 20,900千円、間接経費: 6,270千円)
2009年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2008年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2007年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
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キーワード | 亜酸化窒素 / 熱帯 / 早生樹 / 植林 / 温暖化緩和 / アカシア・マンギウム / 温暖化 / マメ科 |
研究概要 |
熱帯アジアのマメ科早生樹植林地からの亜酸化窒素(N2O)排出実態の解明と排出緩和オプションの検討を目的に、インドネシア・スマトラ島のアカシア植林地を対象として研究を実施し、以下の結果を得た。(1)アカシア植林は非マメ科の天然性林よりも多量のN2Oを排出していること、(2)アカシア林からのN_2O 排出は雨期に多く乾季に少ない季節性を示すこと、(3)アカシア収穫直後の林地からは定常時の4-5倍に達するN2O が排出されること、(4)同一林分内でのN2O排出には著しい空間的異質性が存在し異質性を生み出す原因が季節で異なること、(5)木炭の施用がN2O発生を抑制する可能性があること、ならびにリン施用はアカシアによる窒素吸収の促を通じてN2O 排出を抑制すること、等を明らかにした。
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