研究課題/領域番号 |
19300266
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 星槎大学 |
研究代表者 |
下野 洋 星槎大学, 共生科学部, 教授 (30142631)
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研究分担者 |
坂上 寛一 星槎大学, 共生科学部, 教授 (10014961)
森川 和子 星槎大学, 共生科学部, 教授 (50015046)
坪内 俊憲 星槎大学, 共生科学部, 准教授 (50382560)
金 泰勳 星槎大学, 共生科学部, 准教授 (20382559)
岡田 和徳 星槎大学, 共生科学部, 生涯学習担当課長 (00382565)
高橋 修 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (20242232)
遠藤 忠 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (10104118)
関 啓子 一橋大学, 社会(科)学研究科, 教授 (20107155)
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連携研究者 |
遠藤 忠 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (10104118)
大塚 豊 広島大学, 大学院・教育学, 教授 (00116550)
岡本 弥彦 麻布大学, 環境科学部, 教授 (10367245)
川野辺 敏 星磋大学, 共生科学部, 教授 (60382553)
金 泰勲 星槎大学, 共生科学部, 准教授 (20382559)
五島 政一 国立教育政策研究所, 基礎研究部, 総括研究官 (40311138)
坂上 寛一 星援大学, 共生科学部, 教授 (10014961)
関 啓子 一橋大学, 大学院・社会学, 教授 (20107155)
田口 公則 生命の星・地球博物館, 学芸員 (70300960)
高橋 修 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (20242232)
坪内 俊憲 星槎大学, 共生科学部, 准教授 (50382560)
鳩貝 太郎 国立教育政策研究所, 基礎研究部, 総括研究官 (10280512)
森川 和子 星槎大学, 共生科学部, 教授 (50015046)
谷田部 玲生 桐蔭横浜大学, スポーツ健康政策部, 教授
岡田 和徳 星槎大学, 共生科学部, 生涯学習担当課長 (00382565)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2009年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2007年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 学校教育 / 科学的表現 / パターン認識 / 環境学習 / 博物館 / 自然のパターン / 野外学習 / 実験授業 / ロシア |
研究概要 |
(1)環境学習の枠組みと自然のパターン把握の定義については実験授業の成果をもとに議論を重ねそれら成果は平成20年度の中間報告書と21年度の最終報告書にとりまとめた。 本研究の重要な位置を占める「自然の環境パターン」と「パターン把握」の定義づけについては、身の周りの自然環境をシステマティック(体系的)に、すなわち事象相互のっながりや時間的・空間的な視点でとらえることができるものを「環境パターン」と呼ぶことにする。 その環境パターンとは、自然環境の中に潜む次のような科学的な事象を指す。 (1)比較観察の対象となる事象 (2)関連性をもっ事象 (3)変化を読み取ることが可能な事象などの科学的な事象 「パターンの把握」については、自然体験や野外学習で五感を用いて、自然環境にみられる「比較観察の対象となる事象」「関連性をもつ事象」「変化を読み取ることが可能な事象」などの自然事象を通してそこに見られる事実や関連性の発見、比較・類推を行う活動を通して自然の変化に関する科学的知識、概念を獲得し、思考力を高める技法の-つであるというよう共通理解を持った。 このパターン把握により見つけた事実や事象相互の関連性、事象の比較やそれらからの類推によって得られた自然の変化に関する内容を図、スケッチ、簡潔な文章で表現し第三者に伝え互いに意見交流を図ることができるようになることが望ましいのである。 (2)海外の環境学習については、ロシア極東地域と中国の北京、上海地区を対象として調査を行い、そこでの成果と課題は中間報告書と最終報告書にまとめた。 また、国内の環境教育実施状況調査は岐阜県を中心として行い、その結果は最終報告書に掲載した。 平成19-21年度の間に、研究計画の(1)~(3)の手順を基にした実験授業を行い、環境学習プログラムの枠組みを構成し、研究協力者の手によって67例の環境学習事例の指導案をまとめ、それらを最終報告書に収録した。
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