研究課題/領域番号 |
19300299
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
三船 温尚 富山大学, 芸術文化学部, 教授 (20181969)
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研究分担者 |
長柄 毅一 富山大学, 芸術文化学部, 准教授 (60443420)
原田 一敏 東京国立博物館, 文化財部, 上席研究員 (20141989)
清水 康二 奈良県立橿原考古学研究所, 主任研究員 (90250381)
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連携研究者 |
原田 一敏 東京芸術大学, 美術館, 教授 (20141989)
清水 康二 橿原考古学研究所, 調査第2課, 主任研究員 (90250381)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2010年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2009年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2008年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 高錫青銅器 / 錫22% / 焼入れ / 熱間鍛造 / 鋳造 / 製作技術 / 温度計測 / 金属組織 / 焼入れ温度 / 韓国工房調査 / インド工房調査 / 国際研究集会 / 二元系高錫青銅器 / 焼き鈍し / 製作技法 / サーモグラフ温度測定 / 熱処理 / 焼き入れ / 韓国鍮器 / 錫23%高錫青銅 / 錫33%高錫青銅 / 韓国鍮器工房 / インド青銅鏡工房 / 熱間加工 / 脆性改善 / 鉛レス高錫青銅器 / 錫22パーセント / 鋳造・鍛造加工 / 韓国伝統金工技法 / 組織観察 / 硬度試験 |
研究概要 |
高錫青銅器は割れやすいが、古代から鏡や武器、楽器などに利用してきた。現代の高錫青銅器工房が多く残る韓国とインドの調査からは、錫22%の高錫青銅での器形作りを鋳造と、550~780℃での熱間鍛造で行う。鍛造加工では厚さ0.3mmの薄い鋺を作ることが可能で、これらの成形後、割れにくくするために650~740℃から水での焼入れを行うことが判明した。こういった調査を基に、遺物の金属組織比較によって古代の高錫青銅器製作技法を解明した。
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