研究課題/領域番号 |
19310050
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
井上 正志 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30151624)
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研究分担者 |
岩本 伸司 群馬大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (50252482)
今村 成一郎 京都大学, 大学院・工学研究科, 研究員 (00027898)
金井 宏俶 京都大学, 大学院・工学研究科, 研究員 (40026050)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2009年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2008年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2007年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 環境保全技術 / 一酸化二窒素 / 触媒分解 / 亜酸化窒素 / 酸化コバルト / 環境触媒 / 窒素酸化物 / 地球温暖化ガス / アルカリプロモーター / 環境浄化 / 過渡応答法 / 笑気ガス / 脱硝反応 / 硝酸製造プロセス / コバルト触媒 / 表面酸素種 / アルカリ修飾触媒 |
研究概要 |
一酸化に窒素の直接分解に高活性を示すアルカリ修飾四酸化三コバルト触媒を開発した。本触媒は沈殿法で合成できるが沈殿法で生成する前駆体の構造により活性は大きく異なり、前駆体構造の違いにより吸蔵されるアルカリ量に違いがあるため前駆体を焼成して得られる四酸化三コバルト触媒の活性に違いが生じることを見出した。さらに、この触媒の活性要因を検討し、アルカリ成分がコバルトの還元を促進し、一酸化二窒素の分解により生成する酸素の脱離を促進することを明らかにした。さらに、医療現場で麻酔薬として利用される一酸化二窒素の除去を目指して、反応ガス中に共存する二酸化炭素の影響を調べたところ、二酸化炭素は触媒上に強く吸着され反応を著しく阻害することを見出した。
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