配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2008年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2007年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
|
研究概要 |
近年,界面活性剤等に用いられてきた有機フッ素化合物の一部,すなわちペルフルオロアルキルスルホン酸類,ペルフルオロカルボン酸類,およびそれらの誘導体が環境水に残留し,生物中に蓄積していることが報告されている。そこで本研究ではこれらを焼却によらず,穏和な条件で分解・無害化する化学反応システムの開発を目指した。その結果,ペルフルオロアルキルスルホン酸類は,亜臨界水中で鉄粉を還元剤として用いることでフッ化物イオンまで効果的に分解できること,ペルフルオロカルボン酸類は,ペルオキソ二硫酸イオンを添加した80℃程度の温水中で迅速にフッ化物イオンと二酸化炭素まで分解できること等を明らかにした。
|