研究課題/領域番号 |
19310148
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
玉置 昭夫 長崎大学, 水産学部, 教授 (40183470)
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研究分担者 |
山田 文彦 熊本大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (60264280)
浜口 昌巳 独立行政法人水産総合研究センター, 生産環境部, 室長 (60371960)
万田 敦昌 長崎大学, 水産学部, 准教授 (00343343)
島谷 健一郎 統計数理研究所, モデリング研究系, 助教 (70332129)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2009年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2008年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2007年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
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キーワード | 干潟 / 保全 / 海洋保護区 / メタ個体群 / 連結性 / 浮遊幼生 / イボキサゴ / ハルマンスナモグリ / ベントス / メタ群集 / 分散 / 砂質干潟 / 天草 / 海洋保全 |
研究概要 |
九州・天草下島の北岸~東岸に散在する砂質干潟では巻貝のイボキサゴと十脚甲殻類のハルマンスナモグリがベントス群集の構造決定の鍵を握っている.北岸の干潟では前者の個体群が後者の個体群から加害作用を受けていったん絶滅したが,後者の凋落に伴って復活した.本研究により,東岸の干潟から放出されたイボキサゴの浮遊幼生が複数の干潟を経由して運ばれた可能性が高いことが明らかになった.地域の干潟群集を保全するためには,幼生の輸送により結びついた局所群集の全体を対象とする必要があることが示された.
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