研究課題/領域番号 |
19310150
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター |
研究代表者 |
西野 麻知子 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター, 総合解析部門, 部門長 (60237716)
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研究分担者 |
大高 明史 弘前大学, 教育学部, 教授 (20223844)
池田 実 東北大学, 大学院・農学研究科, 准教授 (70232204)
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連携研究者 |
大和 茂之 京都大学, フィールド科学教育研究センター, 助教 (60230497)
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研究協力者 |
川勝 正治 藤女子大学, 教授
丹羽 信彰 神戸市立六甲アイランド高等学校, 教諭
遠山 裕子 東北大学, 大学院・農学研究科, 研究生
WANG Hong-Zhu Institute of Hydrobiology, Chinese Academy of Sciences, Professor
CUI Yong-De Institute of Hydrobiology, Chinese Academy of Sciences, Researcher
WANG Zhi-Young Xiamen University, Professor
CHEN Rong-Bin Xiamen University, Researcher
CHEN Rung-Tsung Endemic Species Research Institute, Graduate student
WU Shi-Kuei University of Colorado at Boulder, Professor/Curator Emeritus
PONCE Leonrodrigo Laboratorio de Zoologica de Invertebrados, Faculted de Ciencias, Professor
VOLONTERIO Odile Laboratorio de Zoologica de Invertebrados, Faculted de Ciencias, Researcher
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2009年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2008年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2007年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
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キーワード | 生物多様性保全 / 遺伝子汚染 / 外来種 / 淡水エビ / 外部共生 / 共生撹乱 / 共生攪乱 / 陸水環境 / 外来個体群 / ヒルミミズ |
研究概要 |
日本に侵入したと推測されるカワリヌマエビ属を遺伝解析した結果、2つのクレードに分かれた。クレードIは日本在来亜種ミナミヌマエビと分布域が重なったが、クレードIIは日本と中国の両方にみられた。雄の外部形態からも、前者は在来、後者は外来種と判断された。日本の4地点では両クレードが混在し、外来種との交雑による遺伝子撹乱の可能性が示された。聞き取り結果と合わせると、日本のカワリヌマエビ属は中国の華中・華北地域、近年、兵庫県で発見された共生種ヒルミミズは華中地域から導入された可能性が高い。
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