研究課題/領域番号 |
19310158
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
村上 呂里 琉球大学, 教育学部, 教授 (40219910)
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研究分担者 |
西岡 尚也 琉球大学, 教育学部, 教授 (60336360)
善元 幸夫 琉球大学, 教育学部, 非常勤講師 (40587739)
那須 泉 琉球大学, 法文学部, 非常勤講師 (20381204)
梶村 光郎 琉球大学, 教育学部, 教授 (70255016)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2010年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2008年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2007年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | 多言語社会 / カリキュラム開発 / 地域間共同 / 少数民族 / 言語権 / 多文化教育 / 授業研究 / バイリンガル教育 / 地域 / 対話 / 自尊感情 / 地域連携 / 地域語 / 民族語 / 母語維持教育 / 対話生成型カリキュラム / 多文化共生教育 / 伝達から対話へ / マイノリティの自尊感情 / 生活作文 / 母語使用法 / 日本語国際学級 / 民族寄宿学校 / 学習者主体 / 内なる国際化 / 識字教育 / おもろそうし / 群読 / 第二言語 / メタ言語意職 |
研究概要 |
本研究では、授業と学びの場を共有する「カリキュラム実践」研究(佐藤学『カリキュラムの批評』世織書房、1996)という立場に立ち、多言語地域である沖縄、東京新宿区、ベトナム北部山岳地域の小学校で相互に提案授業を行い、多言語社会を豊かに切り拓く言語教育カリキュラム開発の基本的視点を実践的に提案した。この共同研究を通し、沖縄では、共通語との関わりのもとに地域の「伝統的な言語文化」を学ぶ『沖縄発・「伝統的な言語文化」の学びの創造』という冊子を作成し、広く配布した。またベトナムでは、今日の教育改革で議論されている「子ども中心主義」について、方法論として導入するのではなく、少数民族の子どもたちの尊厳を大切にするという教育思想からとらえることの重要性を明らかにした。
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