研究課題/領域番号 |
19320004
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
|
研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
リーゼンフーバー K (RIESENHUBER K) 上智大学, 文学部, 教授 (60053633)
|
研究分担者 |
佐藤 直子 上智大学, 文学部, 准教授 (60296879)
長町 裕司 (長町 直子) 上智大学, 文学部, 教授 (90296880)
JOSEPH O'Leary 上智大学, 文学部, 准教授 (50235818)
川村 信三 上智大学, 文学部, 准教授 (00317497)
竹内 修一 上智大学, 神学部, 准教授 (60349016)
菅野 カーリン 上智大学, 文学部, 教授 (20226418)
HOLLERICH Jean-c 上智大学, 外国語学部, 教授 (00276510)
クスマノ ジェリー 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (30235791)
光延 一郎 上智大学, 神学部, 教授 (60338431)
荻野 弘之 上智大学, 文学部, 教授 (20177158)
中村 秀樹 上智大学, 文学部, 講師 (90468596)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
|
キーワード | 自己認識 / 主体 / 唯名論 / 中世哲学 / 反省 / ルネサンス / 自由 / 人間像 / 人格 / 神秘思想 / デカルト / スコラ学 / 中世 / 人文主養 |
研究概要 |
研究成果の概要:本研究では、思想史を中世から近世へと促進させた重大な原動力は人格理解と自己認識の理論にあったことを示すことが出来た。知性単一説を論破した後、後期スコラ学者は個人の理解行為と自己規定とともに自己意識の絶対的確実性を人格の特徴とした。それに基づき、人間の尊厳はルネサンスの中心概念となり、1600年前後のスペインの新トマス学派の人権論と自己意識による認識論を通してデカルト流の近世思想の基礎付けとなった。
|