研究課題/領域番号 |
19320026
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
根立 研介 京都大学, 文学研究科, 教授 (10303794)
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研究分担者 |
中村 俊春 京都大学, 文学研究科, 教授 (60198223)
平川 佳世 (平川 佳代) 京都大学, 文学研究科, 准教授 (10340762)
武笠 朗 実践女子大学, 文学部, 教授 (30219844)
深谷 訓子 尾道大学, 芸術文化学部, 講師 (30433379)
皿井 舞 国立文化財機構東京文化財研究所, 企画情報部, 研究員 (80392546)
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連携研究者 |
武笠 朗 実践女子大学, 文学部, 教授 (30219844)
田島 達也 京都市立芸術大学, 美術学部, 准教授 (40291992)
深谷 訓子 尾道大学, 芸術文化学部, 准教授 (30433379)
劔持 あずさ 近畿大学, 文芸学部, 講師 (40548939)
皿井 舞 国立文化財機構東京文化財研究所, 企画情報部, 研究員 (80392546)
宮崎 もも 大和文華館, 学芸部員 (10416266)
中尾 優衣 国立美術館京都国立近代美術館, 学芸課, 研究員 (00443466)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2010年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2009年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2008年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2007年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | 模倣 / 模写 / 模刻 / 模古 / 型 / 古典学習 / 規範 / 善光寺式阿弥陀三尊 / 定朝様 |
研究概要 |
平成22年度は、研究代表者の根立は、8月下旬から9月初旬にロンドン・大英博物館、ウィーン・応用美術館、ケルン・東洋美術館を、また12月下旬中国・寧波・寧波市博物館及び蘇州・蘇州市博物館等を訪れ、日本の鎌倉・江戸時代の彫刻及び日本の古代・中世彫刻の規範である中国の南北朝・唐・宋彫刻の調査を実施し、資料収集を行った。また、国内では、霊験仏として名高く、模刻も盛んに行われた奈良・長谷寺十一面観音像の室町時代の模刻像の調査(於鳥取県倉吉市・長谷寺)等を実施した。分担者の中村は、昨年度に引き続き、西洋バロック美術の模倣と創造の問題に関して資料収集を行った。また、21年度から分担者となった平川は、9月にルーブル美術館(パリ)、サバウラ美術館(トリノ)、ドーリア・アンフィーリ美術館(ローマ)を訪れ、ルネサンス以降イタリアの宮殿装飾として定着した古代ローマの表象において北方ヨーロッパにおける伝播を確認する調査を実施した。連携研究者は、個々人のテーマを進展させたが、特に武笠朗は昨年度に引き続き、善光寺式三尊像の模刻を巡る研究を進展させた。なお、研究代表者根立は、本研究のテーマとも密接に関わる霊験仏の問題を『美術フォーラム21』22号(2010年11月発行)で特集として編集するとともに、根立、武笠が論考を発表した。なお、最終年度に入った本研究の成果を検討する研究会を、10月3日に実施し(第二回目は、東日本大震災の影響もあり中止となった)、活発な意見交換を行った。また、3月下旬には、研究代表者・同分担者・連携研究者8人の研究成果の論文を掲載し、この科研を総括する報告書を刊行した。
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