研究課題/領域番号 |
19320046
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中地 義和 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50188942)
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研究分担者 |
塩川 徹也 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 名誉教授 (00109050)
月村 辰雄 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50143342)
塚本 昌則 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (90242081)
野崎 歓 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (60218310)
マリアンヌ シモン (及川 シモン / マリアンヌ シモン=及川) 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (70447457)
畑 浩一郎 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教 (20514574)
鈴木 雅生 共立女子大学, 文芸学部, 専任講師 (30431878)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2009年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2008年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2007年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 近代旅行記 / エキゾチズム / オリエンタリズム / アイデンティティ / ユートピア / 文化相対主義 / ポストコロニアル / グローバリゼーション / 仏文学 / 旅行記 / フランス語圏文学 / コロニアリズム / 声 / 虚構化 / 自伝 / ユートピア性 |
研究概要 |
旅と文学は古来密接な関係を結んできたが、西欧では大航海時代以後、世俗的または宗教的権威の意向を受けて大旅行を企てた探検家や宣教師によって、多数の旅行記が遺された。フランス革命を経て近代に入ると、「記録する旅行者」に代わり、「旅する作家」が登場する。本研究は、この大きな変化以後を主な対象として、旅とフランス文学との関係を、時代の条件との多様な関わりを勘案しながら時系列に即してたどり、最後に、旅は今日なお文学的霊感の源泉となりうるかという問いに肯定的に答える形で締めくくられた。
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