研究課題/領域番号 |
19320049
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
橋本 順光 大阪大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (80334613)
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研究分担者 |
山中 由里子 国立民族学博物館, 民族文化研究部, 准教授 (20251390)
西原 大輔 広島大学, 大学院・教育学研究科, 准教授 (70286110)
須藤 直人 立命館大学, 文学部, 准教授 (60411138)
李 建志 県立広島大学, 人間文化学部, 准教授 (70329978)
鈴木 禎宏 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創生科学研究科, 准教授 (80334564)
大東 和重 近畿大学, 語学教育部, 講師 (60434859)
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研究協力者 |
児島 由理
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2008年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2007年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 比較文学 / トゥーリズム / 和辻哲郎 / 『風土』 / 日本郵船 / 欧州航路 / 朝鮮航路 / 南洋航路 / 富士山 / ペナン / コロンボ / ボート・サイード / 南部商会 / 李王垠 / 日韓航路 / シンガポール / 台湾 / スエズ / 台南 / 南洋 / 中東 / マルセイユ |
研究概要 |
座標軸として和辻哲郎の『風土』(1935)を旅行記として注目することで、漫遊記を多く生み出した欧州航路、旅行者と移民の双方を運んだ南洋航路、そして主に労働者を「内地」へ供給した朝鮮航路と、性格の異なる三つの航路の記録を対比し、戦間期日本の心象地図の一側面を明らかにすることができた。和辻の『風土』が展開した文明論は、戦間期の旅行記という文脈に置くことで、心象地図という抽象化と類型化に大きく棹さした可能性が明らかになった。
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