研究課題/領域番号 |
19320098
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
坂上 康俊 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (30162275)
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研究分担者 |
佐伯 弘次 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (70167419)
岩崎 義則 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 准教授 (60294849)
濱田 耕策 (浜田 耕策) 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (40137881)
森平 雅彦 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 准教授 (50345245)
川本 芳昭 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (20136401)
中島 楽章 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 准教授 (10332850)
伊藤 幸司 山口県立大学, 国際文化学部, 准教授 (30364128)
舩田 善之 九州大学 (50404041)
四日市 康博 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 専門研究員 (40404082)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2010年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2009年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2007年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 文書 / 東アジア / 比較史 / 伝来論 / 様式論 / 史料論 / 前近代 / 様式 / 伝来 |
研究概要 |
公文書の様式の面では、前近代の日本と韓国の両国において、中国、特に唐代の文書様式が継受されていたことを具体的に明らかにし、一方でそれ以後の、特に元の文書様式の特異性を浮かび上がらせた。 ついで公私文書の伝来の面においては、文書そのものに期待された機能に三国簡の違いがあったというわけではなく、やはり中国の1949年の土地改革や、韓国における朝鮮戦争の戦乱に、伝存状況の違いの大きな原因を帰すべきであるという結論になった。ただし、韓国においては、身分が文書の伝存を否定する、具体的には商家の経営文書を、商人身分からの上昇を契機に廃棄するという現象の存在が指摘され、身分制と文書の伝存との連関という新たな研究視角を得ることが出来た。
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