研究課題/領域番号 |
19320112
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
武内 房司 学習院大学, 文学部, 教授 (30179618)
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研究分担者 |
並木 頼寿 東京大学大学院, 総合文化研究科, 教授 (80155986)
菊池 秀明 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (20257588)
今井 明夫 (今井 昭夫) 東京外国語大学, 総合国際学研究院, 教授 (20203284)
孫 江 静岡文化芸術大学, 文化政策学部, 教授 (40329529)
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連携研究者 |
胎中 千鶴 目白大学, 外国語学部, 教授 (30550818)
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研究協力者 |
張 士陽 早稲田大学, 非常勤講師
倉田 明子 日本学術振興会, 特別研究員
宮田 義矢 東京大学, 大学院・人文社会系研究科博士課程
小武海 櫻子 学習院大学, 大学院・人文社会系研究科史学専攻
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2009年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2008年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2007年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 民衆宗教 / 世界紅卍字会 / カオダイ教 / 先天道 / 同善社 / 「五教帰一」論 / 大本教 / 斎教 / ベトナム / 香港 / 台湾 / 宗教結社 / 宗教雑誌 / 満洲 / ヴェトナム / 降筆本 / 植民地 / 吉林省档案館 / フランス陸軍省文書館 / ギメー博物館 / 上海市図書館 |
研究概要 |
本研究は、近代以降,東アジア諸地域で活発な活動を展開した民衆宗教教団によって作成され、各地文書館・図書館に埋もれている雑誌・パンフレット等を掘り起こして検討を加え、その歴史的役割に新たな光を当てたものである。その結果、近代以降人やモノの移動が活発化するにつれ、民衆諸宗教が地域・国家を超えて広がりを見せたこと、植民地地域においては民衆宗教がナショナリズム運動と深いかかわりをもったこと、「五教帰一」論など諸宗教の融合を主張する宗教的なユニバーサリズム論が登場したこと、などが明らかとなった。
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