研究課題/領域番号 |
19330023
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
太田 勝造 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (40152136)
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研究分担者 |
村山 眞維 明治大学, 法学部, 教授 (30157804)
藤田 政博 関西大学, 社会学部, 准教授 (60377140)
飯田 高 成蹊大学, 法学部, 准教授 (70345247)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2008年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2007年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 弁護士 / 法曹養成制度 / 法律家 / 法曹の質 / 法実務 / 基礎法 / 法社会学 / 司法アクセス / 基礎法学 / 民事法学 / 刑事法学 / 法曹養成 / 民事訴訟 / 和解交渉 |
研究概要 |
弁護士増加が法曹の質に対していかなる影響を与えるかを実証的に研究する基礎を確立した.法曹の質の概念規定を法社会学的に行い,それに基づいて法曹の質を計測するための社会科学的手法を構築し,弁護士に対する質問票調査で法曹の質のレベルを測定した.法曹の質は総じて高いことが判明した.法曹の質を社会がどう評価しているかを計測するため,法律相談の来所者への質問票調査を実施した.来所者による弁護士の評価は高いものであった.さらに,弁護士イメージの測定方法を構築し,一般人への社会調査でそれを明らかにした.法曹に対する一般人のイメージは決して高いものではないことが判明した.弁護士実務における法曹の質を測るため,練達の弁護士による訴訟記録閲覧を通じた弁護士実務の質の評価を実施した.法曹実務の質は総じて良いことが判明した.以上を通じて法曹の質の概念とその測定方法を確立した.
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