研究課題/領域番号 |
19330044
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済統計学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小川 一夫 大阪大学, 社会経済研究所, 教授 (90160746)
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研究分担者 |
得津 一郎 神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (80140119)
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研究協力者 |
エルマー シュルタルケン グローニンゲン大学, 経済学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2009年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2008年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2007年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 一般均衡分析 / 不良債権 / 規模別産業連関分析 / 企業間信用 / 規模別産業連関表 / 財務状況 / 乗数 / 企業間の取引関係 / メインバンク / 金融機関の貸出態度 |
研究概要 |
この研究は、90年代の日本経済における資金循環の変化が実物経済にどのように伝播したのか、その波及経路について実証分析を行った。その結果、銀行との取引関係が弱い中小企業は、大企業からの中間投入の購入を通じて企業間信用が供与されることがわかった。また、企業間取引の分析結果から、売り手の取引金融機関の財務状況が悪化すれば、企業間の取引関係が影響を受け、大企業、中小企業に対する乗数効果にも大きな影響が及ぶことを明らかにした。
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