研究課題/領域番号 |
19330127
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
津田 英二 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 准教授 (30314454)
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研究分担者 |
末本 誠 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 教授 (80162840)
朴木 佳緒留 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 教授 (60106010)
伊藤 篤 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 教授 (20223133)
松岡 広路 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 教授 (10283847)
横須賀 俊司 県立広島大学, 生活科学部, 准教授 (60304193)
植戸 貴子 神戸女子大学, 文学部, 教授 (20340929)
原田 正樹 日本福祉大学, 社会福祉学部, 准教授 (40287793)
新崎 国広 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (10362740)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2010年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2009年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2008年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2007年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 地域福祉 / コミュニティソーシャルワーク / 都市型中間施設 / インクルージョン / 障がい / 子育て支援 / 福祉教育 / 社会教育 / ESD / 社会的排除 / 共生 / ジェンダー / 障害 / ボランティア / キャリア支援 / 就労支援 / 都型中間施設 / 特別支援教育 / キャリア開発 / インクルーシヴ教育 / 当事者性 / 実践的研究 / 居場所 / 合理的な配慮 / 特別なニーズ |
研究概要 |
都市型中間施設の概念を実践的に検討し、実践的研究に基づいて、インクルーシヴな地域社会創成に向けた都市型中間施設の効果を次の各点から示した。(1)さまざまな人たちや多様な社会問題と出会う機会が多いほど、個別の社会問題に対する当事者性が深まる傾向があることを示した。(2)特定の社会問題に主体的に取り組むことによって、その他のさまざまな社会問題への関心や行動にもつながっていく可能性を示した。(3)多様な人々が自由に出入りする空間に、意図的にマイノリティの参加を促すことによって、参加者全体にインクルーシヴな社会をめざそうとする機運が生まれる傾向を示した。(4)インクルーシヴな社会をめざす途上で、一定の統制された環境の下では、多様な他者の間に起こる葛藤が社会的紐帯を強化することがあることを示した。また、韓国におけるインクルーシヴな地域社会創成に向けた実践的と連携した共同研究も実施し、東アジア的風土の固有性を踏まえた実践のあり方や方法についての議論を深めた。
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