研究課題/領域番号 |
19330161
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 京都産業大学 (2008-2009) 玉川大学 (2007) |
研究代表者 |
奥田 次郎 京都産業大学, コンピュータ理工学部, 准教授 (80384725)
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研究分担者 |
坂上 雅道 玉川大学, 脳科学研究所, 教授 (10225782)
鮫島 和行 玉川大学, 脳科学研究所, 准教授 (30395131)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2009年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2008年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2007年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 意思決定 / 報酬予測 / 知覚的曖昧性 / ドーパミンニューロン / 黒質-線条体 / 内側前頭葉 / 強化学習モデル / 機能的MRI |
研究概要 |
人間や動物の意思決定における脳内の報酬情報処理と刺激知覚処理との関係をヒトのfMRI実験、実験動物(サル)の神経細胞活動記録、並びに理論計算モデルの3点から検討した。ジュースなどの報酬と条件付けられた視覚刺激の明瞭度を変化させたときに、大脳基底核が明瞭度の高い刺激に対して刺激の入力情報に基づいて報酬予測的な活動を示し、内側前頭皮質が明瞭度の低い刺激に対して知覚判断情報に基づいて報酬予測活動を示すことを明らかにした。本研究の結果は、刺激の知覚的曖昧性に応じて脳内の異なった報酬処理回路が意思決定に寄与することを明らかにするものである。
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